世界から愛される「博多ラーメン」の美味しさのワケ
「札幌味噌ラーメン」「喜多方ラーメン」とともに
「日本三大ご当地ラーメン」として数えられているのが「博多ラーメン」です。
博多ラーメンとは、みなさんよくご存じだと思いますが
白濁した豚骨スープに極細のストレート麺を合わせた豚骨ラーメンのこと。
その人気はご当地ラーメンという枠は超えて、日本も超え
世界にまで広がっている状況です。
海外の人気大物ロックバンドが来日して、福岡に来たとき
豚骨ラーメンを絶賛しているほどです。
今でこそ、海外でも色々なラーメンが食べられるようになってきましたが
いまだに「ラーメン=豚骨ラーメン」というイメージが根強いのは
博多ラーメンの印象が強くあるのかもしれませんね。
しかし、「博多ラーメン」が国内および海外にも広く知られているのに対して
同じ福岡の豚骨ラーメンである「長浜ラーメン」は、あまり知られていません。
もしかすると、名前こそ知れ、博多ラーメンとの違いが分からないという人も多いのだと思います。
白濁した豚骨スープに細麺という組み合わせは同じ。
しかしながら、博多ラーメンの特徴である「細麺」「替玉」などは
もともとは、長浜ラーメンから生まれたものだということを知っていただきたい!
長浜ラーメンとは、博多漁港に面する地域「長浜」で生まれたラーメン。
1952(昭和27年)に開業した屋台「元祖長浜屋」がその発祥と言われています。
競りなどで忙しい魚市場の人たちのために
素早く提供出来るようにと、麺を細麺にして茹で時間を短縮したり
細麺は伸びやすいため大盛ではなく
少なくして麺をお替わりする替玉にするなど
元祖長浜屋が発祥とされるアイディアの多くが
現在の長浜ラーメンをはじめ、博多ラーメンにも受け継がれているわけです。
福岡市博多区三筑にある「長浜ラーメン めんめん」では
小さなお子様から、お年寄り・女性の方にも美味しく召し上がって頂けるように
毎日食べても飽きの来ないラーメンつくりに、日夜取り組んでいます!
是非おこしください!